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Dark Fiber
敷設されているものの、まだ使用されていない光ファイバのこと。「ダーク=暗いファイバ」、すなわち未使用で光が通っていない状態のファイバを表わす。同様の用語として、敷設済みで使用されていないメタルケーブル(銅回線)を「ドライカッパ」と呼ぶ。ダークファイバやドライカッパは、回線の所有者が第三者の通信事業者に対してその使用を開放する/しないという文脈で使われることが多い。というのも、未使用のネットワークインフラの活用状況いかんが、その国の通信環境を大きく影響するためである。 米国では、回線を所有する通信事業者は別の通信事業者に対し、回線の提供を行なうことが義務づけられている。そのため、未使用の回線(特にドライカッパ)は広く一般の利用に供されており、ADSLなどを使ったブロードバンド(広帯域)通信が本格化している。それに対して日本では、NTTがドライカッパを提供し始めたのは1999年になってからである。国内の通信環境の整備が米国と比較してきわめて遅れているのは、NTTのこうした方針によるところも少なくない。 なお、日本ではxDSLはFTTHを達成するまでの過渡段階と位置づけられており、今後期待されるのはダークファイバである。2000年末にはNTTがダークファイバの解放に踏み切ったほか、自治体が所有する「下水道光ファイバ」といった地域インフラや、一部の電力会社などのダークファイバはすでに芯線貸しが開始されている。
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