えいだ Ada language
アメリカ国防総省(DoD, Department of Defense)の提唱、支援の基に制定されたコンピュータ用のプログラミング言語。'80年に最初の仕様が制定、発表されている。Ada仕様はANSIやISOで規格化されており、日本でもJIS規格として採用されている。 '70年代当時、DoD内で各種システムの開発に使われているコンピュータ言語の総数は、細かい方言(同一言語でも細部の仕様や実装が異なるものを方言という。方言が異なるとそのプログラムはそのままでは再利用できない)まで含めると、すでに数百種類にも達しており、これらをすべて単一の言語で置き換えることができれば、膨大なソフトウェアの開発/保守費用を節約することができ、コードの再利用性も向上すると考えられていた。そこでDoDが新しい言語に対する要求仕様を提示し、それに基づいて言語仕様の入札が行なわれた。この結果制定された言語がAdaである。Adaとは英国の詩人バイロン卿の娘で、世界最初のプログラマであるオーガスタ・エイダの名前に因んでいる(彼女は数学者チャールズ・バベジの助手で、バベジが開発した解析機関のプログラムを書いた)。 AdaはPascalやAlgolをベースとした言語であるが、'70年代の言語工学の研究成果を最大限に取り入れており、厳密な型付け規則、パッケージ化によるコードの再利用とメンテナンス性の向上、処理系やハードウェアに依存しないデータの表現とその操作能力、並行処理やリアルタイム処理、例外処理の記述能力、テンプレート機能サポートなどを特徴とする。 現在、クラスや継承などのより進んだオブジェクト指向の概念を取り入れた新しい仕様が策定中である。
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